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小諸の企業様に大型熱帯魚水槽
ブログSALAI International Japan様に大型熱帯魚水槽を設置しました
このたび、長野県小諸市に拠点を構える株式会社 SALAI International Japan 様に、**幅2000mm × 奥行600mm × 高さ600mm** の大型熱帯魚水槽を設置させていただきました。
旧ホテル小諸を買い取り、武家屋敷の趣を残した本社に新しく拠点を移された SALAI 様。そこにふさわしい、落ち着きと華やかさを兼ね備えた水景を目指してレイアウトをご提案しました。
▲ SALAI International Japan 様が拠点を移された旧ホテル小諸(武家屋敷風の外観)
SALAI International Japan 様の歩みと事業内容
株式会社 SALAI International Japan(以下 SALAI 様)は、2017年9月に設立され、長野県小諸市本町を本社所在地としています(本社住所:長野県小諸市本町1‑2‑13)
代表取締役社長の乾 馨太(Keita Inui)氏は、オーストラリアの大学で研究補助(リサーチアシスタント)として従事した経験を持ち帰国後に起業された方です
SALAI 様は、日本のきのこ栽培技術および栽培機器の輸出やコンサルティングを主たる事業とし、また途上国での栽培指導や地域開発支援も手がけています
さらに、サステナブル素材として注目される「マッシュルームレザー(菌糸体由来の革代替素材)」の開発にも関心を寄せ、MYCL Japan という事業やブランド活動も行っています。
水槽設置の意図とご要望
乾社長からのご要望は、「自然の風景を感じさせるレイアウトで、水草や流木を主役に」「来訪者が癒される空間にしたい」というものでした。
また、社長がインドで入手されたアンモナイトの化石や鉱石を水槽内に配置するという遊び心あるアイデアも取り入れ、オリジナル性を加えました。
魚より目立つ存在でなく、水草と流木を背景に小さな魚たちが群れて泳ぐ“自然感”のある世界観を意識しました。
▲ アンモナイトの化石と鉱石。
▲ 空間に溶け込んだ水槽の様子
生体・水草の様子と反応
設置後しばらく経ち、生体や水草は順調に定着し、社長にも「非常に満足している」とのお言葉をいただきました。特にニムファ(睡蓮科の水草)の成長ぶりはお気に入りとのことです。
また、水槽内では **オトシンネグロが自然繁殖し、稚魚も確認できる** 状態になっています。乾社長曰く、「水槽が大きく、水草が茂っているから生存率も高くなったのだろう」とのことでした。
来客時の反応も良く、多くの方に「すごい!」「綺麗だね」と喜んでいただけている様子。社員の方からは「餌やりすると魚たちが慣れて一斉に集まってくるのがかわいい」とのお話も伺いました。
▲ 水槽正面のアップ。流木と水草を背景に魚たちが調和しています。
▲ 本物を加工して作ったキノコのオブジェも水槽の上に展示されています。
信州と会社理念の親和性
乾社長は「生き物を眺めながら、自然豊かな信州で働ける環境」にも魅力を感じておられるようです。水景のある空間は、来訪者だけでなく社員の方々の日々の心にも潤いを与える要素になると思います。
また、水槽内には流木のほかに、溶岩石や木化石を自然な配置で加えることで、まるで山間の渓流のような雰囲気が生まれています。控えめながらも存在感があり、水草や魚たちの動きに奥行きを与えてくれます。
最後に:感謝と未来への展望
このたびは、SALAI International Japan 様の新拠点に弊社のアクアリウムをお届けでき、大変光栄でした。今後は、水草の成長や魚の繁殖、季節変化などの管理を丁寧に続け、理想の水景をさらに育てていきたいと思います。
また、乾社長をはじめスタッフの皆様、設置にご協力くださった関係各位の皆様に、心より感謝を申し上げます。